登山やランニングの最中、またはゴール後や山頂で「急に体が冷えて震えた」経験はありませんか?
これは「汗冷え」が原因のことが多く、汗で濡れたアンダーウエアは、休憩中や風が吹いた瞬間に一気に冷たくなり、パフォーマンス低下や低体温症のリスクにもつながります。
マラソンなど、ゴール後に比較的すぐに着替えられる環境であれば汗冷えはそんなに気にならないかもしれませんが、登山中に着替えられない環境での汗冷えは、低体温症のリスクにもつながります。
そんな汗冷え対策として役立つのが、肌を常にドライに保ってくれる「ドライレイヤー」です。
ドライレイヤーとは?
ドライレイヤーは、肌に直接着るアンダーウエアのことで、汗を素早く吸い上げて外側のウェアに逃がし、肌面をドライな状態に保つ役割を持っています。
ポイントは、汗を吸うだけでなく、肌に汗を残さないこと。
これにより、体温低下を防ぎ、運動中も休憩中も快適さを維持できます。
登山やマラソン、トレイルランなど、長時間にわたって体を動かすアクティビティにぴったりです。
今回は私が実際に使っているドライレイヤーをご紹介します。
おすすめドライレイヤー2選
finetrack ドライレイヤー®ベーシック ブラタンクトップ
登山業界では超メジャーなfinetrackのドライレイヤー。
持っている方も多いのではないでしょうか?
私はマラソンや登山時は、いつもこちらのブラタンクトップを着用しています。
まずとっても軽い。重量52gらしいです。
そしてとても柔らかい素材。着ているのを忘れそうです。
こちらはブラトップが付いているタイプなので、ブラをする必要もありません。
ただしブラトップのホールド感は少し弱いかも。
なので、アンダーウエアはしっかりとホールド感があるものが良い方は、ブラトップなしのタンクトップ型の商品もあります。
毎日使うとすぐにヘタリそうなので、私はマラソン大会や登山時のみ着用しています。
平日のランニングの練習などには、普通のスポーツ用のタンクトップを着用しますが、普通のものと比べると速乾性は段違いです。
登山などで、行動中は汗をかいたとしても、こちらを着用して汗のベタつきが気になったことはありません。
冬用に同じくfinetrackの長袖のドライレイヤーも持ってます。
冬山での汗冷えはリスクが高いですからね。
MILLET ドライナミック メッシュ ショーツ
続いておススメするドライレイヤーはミレーのショーツ。
なかなかインパクトのある見た目をしています。
お風呂などで脱ぐときは、少し恥ずかしいです。
でもこちらも汗抜け感・ドライ感は最高。着用した時あみあみの部分が気にならない?と思いましたが、全然気になりません。
ホールド感もそれなりにあるので、安心感もあります。
ドライナミックにもブラタンクトップがあるようなので、次に購入するときはドライナミックのブラタンクを購入したいなと思っています。
汗冷え対策は快適さだけでなく、安全にもつながります。
短時間のランニングやスポーツジムなどでの運動の場合、シャワーもすぐに浴びれるので汗冷えなどはそんなに気にならないかもしれませんが、長時間のマラソンや登山だと汗冷え対策は必須です。実際に着用した感想は「快適さが段違い・もう手放せない」。
finetrackやMILLETのドライレイヤーは、それぞれ異なる特長を持ち、季節や用途に合わせて選べます。次の山行や大会に向けて、ぜひ一枚取り入れてみてください。